アムステルダムの大晦日
アムステルダムのカウントダウンはすごかった。
町中火爆竹の爆音と花火のけむりでまっしろになります。
花火が解禁なのは年に一度この日だけです。
(そういえば元夫は日本ではいつでも花火が買えることを驚いてました。)
町中みんな大はしゃぎ、奇声を上げて涙を流しておおはしゃぎです。
私は除夜の鐘聞こえる静かな日本の大晦日が恋しく涙を流しておりました。
文化の違いですね。。ホント恋しかったです。
そんななか、
「屋上から町の様子を眺めよう!」との
元夫(アーウィン(仮名))オランダ人からの提案に
私は生後2か月半の娘を抱いてアパートの屋上に上がりました。
初めての屋上、アーウィン(仮名)に案内されるまま
大切に娘を抱き、慎重に慎重にらせん状に伸びたくそ狭い階段をのぼりアパートの屋根裏部屋(収納室)へ。
そして、、、元夫の指さす先には、、、梯子、は し ご。。。。。
はしご使って上に上るの???
赤ちゃんだいて???
は?普通の感覚じゃありえない。。。。
いつものように夫婦喧嘩勃発を免れない状況でしたが
大晦日に喧嘩したくありません。
こみあげる感情を飲み込み、赤ちゃんを大切に守り、上がりましたよ、屋上に。
なんの柵もない築100年以上経つ4階建てのアパート
階下は爆竹と花火の煙で真っ白です。
爆音でアーウィン元夫(仮名)の声も聞こえません。
私は娘を抱いて早々に部屋に戻りました。
あれだけの爆音のなか、
娘はすやすや寝ていました。
そっとベットに寝かしつけ
アーウィン(仮名)の帰りを待たず私もさっさと夢の中へ。。。
今わたしは娘とふたり日本で暮らしています。
とても平和です。
結婚は勢い、離婚はエネルギー消耗しましたが離婚出来てよかったと思っています。
今日は大晦日、残り僅かな2018年と新しい年2019年がみなさまにとって
素敵な瞬間の積み重ねでありますように。